『ドイツ連邦駆逐戦車開発小史 制式採用車編』
2009年8月発行、44頁
 ドイツは第二次世界大戦で駆逐戦車を大々的に使用しましたが、その能力は冷戦期も高く評価され、レオパルト1に次ぐ優先度が与えられて開発・製造されました。

 これらの車両は、技術の進歩に応じた改修を受けて、長期間にわたって現役に留まりました。
しかし、冷戦の終結という戦闘環境の変化と技術の進歩により、駆逐戦車は不要とされて全車退役し、2006年に戦車駆逐部隊は解散しました。

 本書は、半世紀わたる連邦軍戦車駆逐部隊の装備と歴史を解説します。駆逐戦車が戦後どのように進化し、なぜ消えなければならなかったのかを御覧ください。
 
↑本書の大部分は、上記のようなレイアウトになっています。
  
↑部隊史と編制にも6ページをあてています。
右の頁に、ドイツ連邦軍の設立は1956年とありますが間違いでした。
正しくは1955年です。失礼しました。

 
↑危うく締切に間に合わなくなるところでしたが、大学の後輩がトーン張ってくれて間に合いました
国産駆逐戦車が開発されるまでの間には、アメリカ製中戦車M47が配備されました。こういった車両も漏らさず紹介します。


本書では、以下の車両を解説します。
  • LeKpz M41
  • KpzM47
  • KpzM48
  • ヤークトパンツァー1−3
  • ヤークトパンツァー、ラケーテ、3−3
  • カノーネンヤークトパンツァー4−5
  • ラケーテンヤークトパンツァー2
  • ヤグアル1
  • ヤグアル2
  • 指揮観測型
  • 操縦訓練型
  • 輸出型(JPK90及び、ヤグアル2改造指揮車) 

 レベル社が発売したプラモデル、1/35 カノーネ駆逐戦車のお供にぜひ。
ディティールの参考にはなりませんが、バックストーリを思いながらのモデリングは楽しいものです。
資料収集を頑張りすぎて、完成しない病になるリスクはありますが・・・
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