ドイツ連邦軍 戦車史 国産戦車編 作成;2010/04/01 |
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1965年 最初のレオパルト1の納入 photo by Heer |
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前回の輸入戦車編に引き続き 今回は、ドイツ連邦が国産した戦車の紹介です。 |
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このページの文章及び画像は、ドイツ連邦軍の公式サイトの「装甲車両の50年」からの転載しました。文章は赤枠内が公式サイトからの引用部分です。改行、小見出し、訳注は訳者の手によるものです。それ以外の資料を使用した箇所は、個別に記載してあります。 | |||
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国産戦車 | ||||
レオパルト1 | ||||
AMX30とレオパルト |
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オマケ1 レオパルト1のサブタイプを大雑把に分類 | |||||
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NATOのパレードにて レオパルト~レオパルト1A3前期生産型までは鋳造砲塔が使用された。 レオパルト1A4 レオパルト1A3の後期生産型とレオパルト1A4は、中空装甲を用いた溶接砲塔が導入された。 レオパルト1A5 レオパルト1A5は、新規製造ではなく既存のレオパルト1に スペースドアーマを取り付けてFCSを改良したもの。 搭載されたFCS、EMES18はレオパルト2のEMES15から派生したものである。 砲弾もDM23、DM33が採用されて性能が向上した。 この改修は、最初の1~4バッチまでの車両に施されたので 溶接砲塔のA5は存在しない。 |
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オマケ2 まだ売れているレオパルト1 | |||||
photo by KMW |
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レオパルト1は2003年に全車が退役したが、その後も採用を望む国は存在する。ブラジルは、ドイツ連邦軍のデポに保管されていたレオパルト1A5を220両購入し、KMWで修理・近代化作業受けて配備することを決定した。引渡しは2009年10月22日から始まり、2012年までに全車が引渡される予定。 (KMW) | |||||
Kpz70 | ||||
120㎜砲を装備したドイツ軍仕様のKpz.70(MBT70) Photo by U.S. federal Govemment. |
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レオパルト2 | |||||
レオパルト2 |
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オマケ レオパルト2のサブタイプを大雑把に分類 | |||||
レオパルト2A5 レオパルト2~A4までは生産時期によるマイナーチェンジであった。 A5は既存車両への改修で、外見上の識別点は砲塔に増加装甲が装着されたこと。 レオパルト2A6 こちらも既存車両への改修で主砲を長砲身化したもの レオパルト2A6M 地雷に対抗した構造上の強化が図られている。 操縦手は、地雷の衝撃が伝わらないようにハーネスタイプのシートに着座する。 |
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Photo by KMW |
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2009年5月クラウス・マッファイ・ベクマンは、ドイツ連邦軍がレオパルト2PSOの調達を計画していると発表した。これは既存のレオパルト2、150両にPSOコンポーネントを組み込むもので、調達は2011年から1018年にかけて行うとしている。まず50セットがUrbOp
(Urban Operations)の名称で調達される。 正確には、PSOコンポーネントを元にしたキットとしているので、ドイツ連邦軍の要求に合わせて、既に発表されているデモンストレーターに変更が加えられるものと思われる。 |
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あとがき |
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レオパルト2は、後15年は使うんだ。 | |||
ドイツはこれまで、kpz3、Kpz90、PzKW2000、NGPと呼ばれる戦車開発計画を行いましたがどれもレオパルト3となることは出来ませんでした。 Kpz3とKpz90は、レオパルト2と比較して意味のある性能向上が見られなかったため中止されました。Pzkw2000は、計画中に冷戦が終り戦闘環境が変化したためです。 NGP中止の理由は、調査中です。 |
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連邦軍公式サイトは、歩兵戦闘車の歴史も解説しているので こちらも折を見てご紹介したいと思います。 それでは、今日はこのへんで・・・ |
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また来てねー☆ | |||
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